【2023年11月版】YouTubeの広告ブロック警告を回避できるおすすめ広告ブロッカー4選

【2023年11月版】YouTubeの広告ブロック警告を回避できるおすすめ広告ブロッカー4選

YouTube の広告ブロッカー対策が本格化しており、複数の広告ブロッカーにて YouTube を見ると警告、視聴に制限をかけるようになってきました。

あらゆる有名な広告ブロッカーが対策されるなか、現在 (2023/11/06) でも利用可能な YouTube の広告ブロッカーをご紹介します。

【無料】 uBlock Origin (Windows/Mac/Android)

ublock

uBlock Originは、無料かつオープンソースで公開されている広告ブロッカーです。Chrome や Firefox、Edge 等の主要ブラウザに対応しています。

効率的なブロッカー:コンピュータのメモリと CPU のフットプリントはより少なく、別の人気のブロッカーよりも何千ものフィルタをロードし、強制的にブロックができます 他ソフトとの比較: https://github.com/gorhill/uBlock/wiki/uBlock-vs.-ABP:-efficiency-compared

拡張性が高く、オリジナルのフィルターを定義できる他、ページ内の要素を選択して簡単にコンテンツをブロックする機能やホワイトリストの登録機能もあります。

「uBlock Origin が検知に引っかかり使えなくなった」といった声が SNS 上で見受けられますが、広告ブロックフィルターのメンテナーの方によると既に対応済みで、フィルター更新や他の拡張機能の無効化と設定リセットを行ったり、異なるブラウザ(Chrome を使っている場合は Firefox+uBlockOrigin)を使うことで広告ブロック警告を回避できる模様です。

更には、YouTube 側が更に対策を強化してきても数時間以内に対応しているようで、定期的なフィルターアップデートを行うのが良さそうです。フィルターのメンテナーの方々、本当にありがとうございます。🙏

【無料】 FadBlock (Windows/Mac/Android)

fadblock

FadBlock は、Chrome 拡張機能等として公開されている、YouTube に特化した 広告スキップ ツールです。

このブロッカーは、広告を監視し、自動的に広告を探し、YouTube や YouTube Music でも広告をスキップするように設計されています。広告コンテンツは技術的に「読み込まれている」ため、これは従来の広告ブロックとして分類されないことに注意することが重要です。

それにもかかわらず、拡張機能の基礎となるロジックにより、広告コンテンツを結論まで早送りできます。プロセス全体は、通常 50 ミリ秒以下の非常に短い時間枠内で実行されるように最適化されており、スムーズで中断のないユーザー エクスペリエンスを保証します。

広告自体は表示するが、人間が広告視聴へのストレスを感じないくらいに爆速再生を行い事実上スキップしているような仕組みになっています。

  1. Chrome ウェブストア から 「FadBlock」をインストール
  2. YouTube にアクセス
  3. 広告が表示されると、自動的にスキップされる

Firefox や Android をお使いの方は、Firefox 用の Addon をご利用ください。 https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/fadblock/

【無料】 SponsorBlock for YouTube (Windows/Mac/Android)

sponsorblock

SponsorBlock for YouTubeは、FadBlock と同様に Chrome 拡張機能等として公開されている、YouTube に特化した広告ブロッカーです。

SponsorBlock を使用すると、YouTube 動画のスポンサー、イントロ、アウトロの購読リマインダー、その他の迷惑な部分をスキップできます。SponsorBlock はクラウドソースのブラウザ拡張機能で、誰でも YouTube 動画のスポンサー セグメントやその他のセグメントの開始時刻と終了時刻を送信できるようになります。1 人がこの情報を送信すると、この内線番号を持つ他の全員がスポンサー付きセグメントをスキップします。

インストールすると、拡張機能の設定画面が開きます

sponsorblock

デフォルトでは、スポンサーのみスキップするようになっていますが、設定を変更することでイントロやアウトロ、エンディングなどのスキップも可能です。

SponsorBlock は FadBlock とは広告スキップのアプローチが異なり、SponsorBlock ユーザーによる共通のデータベースが存在しており、それらに登録されたスキップデータを元にスキップするようになっています。 さらに広告以外にも、データベースにスキップデータの登録があれば動画内のスポンサー紹介やセルフプロモーションのブロックに加え、イントロやアウトロ、エンディングなどのスキップも可能です。よくある「高評価・チャンネル登録お願いします」等の短いシーンすらもスキップします。

詳しくはこちらの記事を御覧ください

Firefox や Android をお使いの方は、Firefox 用の Addon をご利用ください。 https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/sponsorblock/

【無料】 広告ブロックプライベートブラウザ ポルン (iPhone / iPad)

ポルン

ポルンは、広告ブロックを標準搭載したプライベートブラウザアプリです。上記で紹介した拡張機能とは異なり iPhone / iPad で利用することが可能です。

  1. AppStoreからアプリをダウンロード
  2. 「ポルン」を開く
  3. ポルンアプリ内で YouTube を開く
  4. 広告が表示されずに動画が再生できる

ポルンを使用すれば、YouTube だけでなく、あらゆる Web サイトの広告や動画サイトの動画広告をブロックすることができる他、以下のような機能を利用することができます。

YouTube 公式アプリ上で広告ブロック

これまでの方法は拡張機能やサードパーティアプリを用いたブロックについて紹介しましたが、YouTube 公式アプリ上での広告ブロックはどうでしょうか。

X (Twitter) や TikTok 等のコメントによると、au や docomo 等が提供するあんしんフィルター に加入している場合は YouTube 公式アプリ上で広告が表示されないようです。

しかし、それ以外の方は残念ながら YouTube 公式アプリ上での広告ブロックはできません。YouTube 公式アプリを利用しながら広告をスキップしたい場合は YouTube Premium に加入する必要があります。

まとめ

今回紹介した拡張機能やアプリの広告ブロック機能は YouTube の仕様変更により突然使えなくなったり検知に引っかかってしまう可能性があります。

発生したいかなる損害についても当方は一切の責任を負いませんので、ご利用の際は自己責任でお願いします。

Photo by Christian Wiediger